BIGLOBE WiMAXは、総合インターネットサービス事業を20年以上続けているBIGLOBEが提供するWiMAXサービスです。

BIGLOBE WiMAXは有名なサービスの一つではありますが、SNSなどで調べてみると「繋がらない」「通信速度が遅い」などの悪い評判も見受けられます。

そのほか、「料金が高い」「機器が届かない」という声もあるため、評判に躊躇して申し込みをためらっている人もいるでしょう。

ただし、BIGLOBE WiMAXはキャッシュバックがすぐに受け取れたり、口座振替で利用できたりと、ほかのWiMAXにはないメリットも多くあります。

そこで本記事では、SNSやWebサイトの口コミを徹底的に調べ、他社と比較してどのような違いがあるのかを検証しました。

そのうえで分かったメリット・デメリットをもとに、BIGLOBE WiMAXが本当におすすめできる人を詳しく解説していきます。

また、BIGLOBE WiMAXがおすすめではない人向けに、他社WiMAXプロバイダのなかからおすすめできるサービスを厳選して紹介しています。

BIGLOBE WiMAXが自分にあったサービスがどうか、詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。

BIGLOBE WiMAXは十分に繋がり通信速度も遅くない！ただし用途によっては不満を感じる場合も

WebサイトやSNSで「BIGLOBE WiMAXは繋がらない」「遅い」といった口コミが多くあがっています。

結論からいうと、BIGLOBE WiMAXは広い範囲で繋がり通信速度も良好です。

まず、繋がりやすさを検証するため、都道府県別のユーザー実測値を確認したところ、高知県と宮崎県以外の県では通信レポートが確認できました。

通信速度はほとんどの県で40Mbps以上の速度が出ており、動画視聴に必要な通信速度の目安となる30Mbpsを超えています。

Webサイトの閲覧や動画の視聴程度であれば、問題なく利用できる水準です。

ただし、オンラインゲームやオンライン会議などが快適に利用できる通信速度は100Mbpsが目安です。

都道府県別のユーザー実測値を見ると100Mbpsを超えている県は少ないため、場所や利用用途によっては「遅い」と感じてしまう場合もあるでしょう。

通信速度が100Mbpsを下回ると絶対にオンラインゲームや会議ができないわけではありませんが、気になる場合には光回線など通信速度が安定しやすい回線を視野にいれて検討するのがおすすめです。

BIGLOBE WiMAXが繋がらない・遅いといわれる5つの理由！対処法も解説

BIGLOBE WiMAXが繋がらない、遅いといわれる理由として通信速度以外にも原因がある場合があります。

前提として、BIGLOBE WiMAXを含むWiMAXプロバイダが提供する機器はどのサービスでも同じであり、繋がりやすさや通信速度の違いはほぼありません。

何故BIGLOBE WiMAXが遅いといわれているのか、原因を検証しました。

対処法も記載しているので、BIGLOBE WiMAXの繋がりにくさについて知りたい人は参考にしてください。

多くの人がインターネットを利用している時間帯にアクセスしている

多くの人がアクセスしている時間に利用すると回線が混雑するため、繋がらないまたは通信速度が遅くなる場合があります。

WiMAXのホームルーターやモバイルルーターは、近くの基地局から受信した電波を近くのデバイスに送信することでインターネットが利用できる仕組みです。

同じ基地局を利用している人が多くなると、基地局の処理が追い付かずにデータの送受信に時間がかかります。

そのため、多くの人がデータを大量に送受信しているときにアクセスすると、通信速度が遅くなる場合があるのです。

ユーザー実測値を確認したところ、利用者の多くなる夜の時間帯は通信速度が遅くなっていました。

BIGLOBE WiMAXの時間帯別平均通信速度 （Speed Wi-Fi HOME 5G L13）
時間帯	下り	上り
朝	138.9Mbps	26.73Mbps
昼	91.8Mbps	13.05Mbps
夕方	109.6Mbps	14.73Mbps
夜	80.66Mbps	12.92Mbps
深夜	109.88Mbps	23.24Mbps

参照元：みんそく「Speed Wi-Fi HOME 5G L13 × BIGLOBEの通信速度レポート」

夜の時間帯をメインに利用している人などは、通信速度が遅く感じてしまう可能性があります。

混雑を避けるには、混雑しやすい時間帯を避けて利用するのがよい方法です。

また、接続しているデバイスを減らすことでも通信状況が改善する場合があります。

一時的に速度制限が実施されている

WiMAXでは、一定時間に大量のデータ通信があった場合に、さらなる通信速度の低下を防ぐために速度制限をする場合があります。

BIGLOBE WiMAXでも、速度制限が実施される場合があります。

Q「BIGLOBE WiMAX」で急に速度が遅くなりました。通信速度が制限されることはありますか

A「BIGLOBE WiMAX +5G」の場合　一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合

引用元：BIGLOBE WiMAX

速度制限が実施されている場合には通信速度が極端に遅くなるため、高速通信はできません。

速度制限が解除されれば、通常の通信速度で利用できます。

BIGLOBE WiMAXでは「データ量通知サービス」に申し込むと速度制限がかかる前に通知メールが送られてきます。

事前に速度制限を知っておきたい場合には、データ量通知サービスに申し込みをするとよいでしょう。

データ量通知サービスへの申し込み

5Gのエリア外で通信している

BIGLOBE WiMAXでは、5Gエリアと4Gエリアの2つがあります。

5Gは現時点で最新の通信技術であり、5Gエリア内であれば最大通信速度4.2Gbpsの高速通信が可能です。

一方の4Gエリアは5G以前の通信技術であり、最大通信速度は5Gより低速です。

BIGLOBE WiMAXユーザーの、5Gと4Gエリアそれぞれの実測値は以下の通りです。

4Gと5GによるBIGLOBE WiMAXの平均通信速度
回線	5G	4G
下り （Mbps）	114.367	47.582
上り （Mbps）	12.748	5.023

5Gエリアでの下りの平均通信速度が114.367Mbpsに対し、4Gエリアでは平均47.582Mbpsほどしか出ていません。

4Gエリアの通信速度は動画視聴に必要な速度目安である30Mbpsは超えていますが、オンラインゲームやオンライン会議が快適にできる速度目安である100Mbpsはを下回っています。

そのため、4Gエリアでオンラインゲームをプレイしようと思ってもラグが発生し、「遅い」と感じる場合があります。

自宅で5G通信が利用できるかどうかは事前にエリアマップを見て確認しておきましょう。

もし、5Gが使えるエリアの境目であれば、置き場所を変えることで5Gに繋がる場合もあります。

エリアマップで確実に5Gエリア外なのであれば、別のサービスを検討するのもひとつの手です。

窓のない場所や1階など電波の届きにくい場所で通信している

WiMAXルーターは外の基地局から電波を受信するという特性上、外の電波を受信しやすい場所に置くことで通信を安定化できます。

電波は窓から家の中に入ってくるため、ルーターは窓のある場所の近くに置くのがベストです。

窓のない場所でルーターを通信させていると、電波がうまく受信できずに通信速度が遅くなってしまう場合があります。

したがって、窓のない部屋にルーターを置いている人は、ルーターを移動させて通信速度が改善するか調べてみるのがよい方法です。

また、自宅周辺に民家が密集していたり、樹木に囲まれている場所では1階に電波が届きにくくなります。

上記のような場合は、2階に置くことで改善する可能性があります。

電子レンジなど2.4GHzの家電の近くで通信している

2.4GHzの家電がある近くでルーターを通信させていると、家電の電波干渉を受けて通信が安定せず繋がりにくくなる場合があります。

Wi-Fiの周波数はルーターごとに異なりますが、BIGLOBE WiMAXが提供している機器のWi-Fi周波数は2.4GHzと5GHzです。

2.4GHzは、電子レンジやテレビなどの家電で多く使われています。

同周波数のものが近くにあると、ルーターからデバイスへの通信が干渉を受けて通信が繋がりにくくなる場合があるのです。

もし、家電の近くにルーターを置いている場合には、離して設置することで通信速度が回復する場合があります。

また、5GHzの家電は少ないので、通信設定を5GHzにするのも有効です。

ただし、5GHzは2.4GHzに比べて障害物に弱いので、壁などの遮蔽物が多いと通信が繋がりにくくなる点には注意してください。

その他の気になる口コミも徹底検証！他社WiMAXと比較した本当の評判を解説

BIGLOBE WiMAXの口コミには「繋がりにくい」「遅い」のほかにも気になる声が多くあります。

• 月額料金が2年目以降は高い
• 機器の到着が遅い
• 解約したら来月分の月額料金を取られた
• サポート窓口の電話が繋がらない

そこで、口コミの内容を精査し本当に口コミどおりかを他社と比較して検証しました。

上記の評判が気になっている人は、参考にしてください。

2年経つと料金が高くなるという口コミがあるが3年間の実質月額は安い

BIGLOBE WiMAXの口コミのなかに「2年経つと料金が高くなるのが残念」という声があります。

今まで使っていたWiMAXを解約手続きしてBIGLOBE WiMAXに乗り換えをしました☺️新しい端末が届くのが楽しみ✨
…でもこの契約から2年経つと高くなる仕組み、なんとかならないかなぁ😅WiMAX3社目です（笑）

— めぞんぬし🫧透明廻廊メゾン (@maisonnushi) March 11, 2023

BIGLOBEWiMAXの料金プランは1〜24月までは3,278円ですが、25ヶ月目以降は4,928円になります。

口コミどおり、契約から2年経つと月額料金が上がる点はデメリットといえます。

しかし、2年目以降の月額料金4,928円は、他社WiMAXプロバイダの月額料金と比較しても標準的な料金です。

3年間の実質月額を計算すると、BIGLOBE WiMAXはWiMAXプロバイダのなかでも安めの料金です。

お得に利用したい人にとってBIGLOBE WiMAXは、十分おすすめできるプロバイダといえるでしょう。

機器の到着は2日～1週間程度が通常だが審査状況で遅くなる場合がある

BIGLOBE WiMAXの口コミのなかには「機器がなかなか届かない」という声も複数あります。

公式サイトでは申し込み最短翌日発送と記載がありますが、以下の状況の場合には機器の発送が遅れる場合があります。

特に、口座振替の支払い口座登録には審査で1〜2週間かかります。

審査が完了しないと機器が発送されないため、クレジットカード払いの場合よりも到着が遅くなるでしょう。

審査完了後も機器到着までにはさらに2〜7日かかるので、場合によっては1ヶ月近く待つ可能性もあります。

口座の登録情報に不備があるとさらに審査が長引く原因にもなるので、口座振替で申し込みした場合には記載事項を確認してから登録してください。

なお、クレジットカード払いの場合は、問題なく発送されれば2日〜1週間程度で機器が届きます。

BIGLOBE WiMAXの当月解約は25日まで！それ以降は翌月解約になるので注意

BIGLOBE WiMAX口コミのなかに「解約が翌月扱いになってしまった」という声があります。

BIGLOBE WiMAX めちゃくちゃ遅い詐欺業者だから
解約しようと思ったら今だと翌月扱いになるらしい
詐欺業者だからこういうトコで取り逃がししないのムカつくわー

— 星街じゅりあ (@yuzuharai) May 30, 2023

BIGLOBE WiMAXを当月中に解約できる期限は、25日までです。

26日以降の解約は、翌月扱いとなり翌月分の月額料金も支払う必要があります。

退会手続きのお申し込みは、毎月25日受付分までを当月分の受付とし、その月の末日をもって退会となります。 26日以降の受付は翌月の末日をもって退会となります。

引用元：BIGLOBE WiMAX

翌月分の月額料金を支払いたくない人は、25日までに解約の手続きをしましょう。

なお、26日以降に解約した場合は翌月もBIGLOBE WiMAXを利用できます。

サポート窓口が繋がらないとの口コミがあるがどのサービスも繋がりにくい場合はある

SNS上では「BIGLOBE WiMAXのサポート窓口に繋がらない」という口コミを多く見かけます。

BIGLOBEの電話混雑状況を確認したところ、昼12:00頃の時間帯は電話が繋がりにくいことが確認できます。

しかし、そのほかの時間帯については、どの曜日も比較的繋がりやすい状況です。

BIGLOBEに電話をかけたい場合には、12:00を避けて電話をかけるのが得策でしょう。

また、月初や25日頃は電話窓口が混み合うことが予想されます。

混雑した時間帯や日にちを避けたい人は、上記の日時を避けて電話するのが望ましいでしょう。

なお、電話が繋がりにくいという口コミは、BIGLOBEだけでなく他社サービスでも見受けられます。

そのため、電話の繋がりにくさはBIGLOBE WiMAX特有の問題とはいいきれません。

また、BIGLOBE WiMAXではチャットサポートも利用できます。

チャットサポートはリアルタイムで質問の返答が返ってくるので、待ち時間なく質問できるのがメリットです。

チャットサポートでも解決できなかった問題のみ電話で聞くのがよいでしょう。

他社WiMAXと比較したBIGLOBE WiMAXのメリット7つ

BIGLOBE WiMAXと他社を比較したところ、以下のメリットがあります。

• 11,500円のキャッシュバックがもらえる
• キャッシュバックが翌月に受け取れる
• 2年目までの月額料金が安く実質月額も安い
• 口座振替が選べるWiMAXプロバイダのなかでは実質月額が最安級
• au・UQモバイルユーザーはスマホセット割引がある
• スマホセット割引の利用者はプラスエリアモードが無料で利用できる
• いつ解約しても違約金なし！期間の縛りなく利用できる

他社WiMAXと比べて優れている点をチェックして、BIGLOBE WiMAXがニーズにあっているかを確認してください。

11,500円のキャッシュバックがもらえる

BIGLOBE WiMAXでは、11,500円の現金キャッシュバックを受け取れます。

現金キャッシュバックを受け取るための条件は、申し込みページの「クーポンコードの入力」の箇所にクーポンコードを入力するだけです。

クーポンコードは公式サイトの「お得なクーポン」のところに記載されているので、誰でもクーポンが取得できます。

キャッシュバックを適用するための条件が少ないので、面倒な手続きを避けたい人に向いています。

キャッシュバックが翌月に受け取れる

BIGLOBE WiMAXのキャッシュバックは、申し込みの翌月に受け取れるのが魅力です。

申し込みが完了した翌月の1日に、BIGLOBE WiMAXから「送金受取手続きのご案内」というタイトルのメールが送られてきます。

メールに受け取り先の銀行口座を登録すると、当日〜数日中に現金がキャッシュバックが受け取れます。

他のWiMAXプロバイダでもキャッシュバックを行っているところはありますが、受け取りまでには半年から1年ほどかかるのが現状です。

WiMAXのキャッシュバック受け取り期間
サービス	キャッシュバック受け取りまでの期間
BIGLOBE WiMAX	約1ヶ月
GMOとくとくBB WiMAX	約6ヶ月
ZEUS WiMAX	13ヶ月
Broad WiMAX	約6ヶ月
Vision WiMAX	約半年
PLAIO WiMAX	約12ヶ月

契約後、半年以内に受け取れるのはBIGLOBE WiMAXだけなので、早めに受け取りたい人には第一候補となるでしょう。

2年目までの月額料金が安く実質月額も安い

BIGLOBE WiMAXは、2年目までの月額料金が安いのが魅力です。

契約初月は無料で、1〜24ヶ月目までの月額料金は3,278円になります。

機器代金の分割払い月額1,155円を含めても月額4,433円であり、キャッシュバックなども含めて考えると実質的な料金は人気のWiMAXプロバイダと比較しても安い金額です。

お得に利用したい人にとって、十分おすすめできるWiMAXプロバイダです。

ただし、25ヶ月目以降は4,928円まで月額料金が上がります。

WiMAXプロバイダの月額料金としては標準的ではありますが、割安感は少なくなります。

口座振替が選べるWiMAXプロバイダのなかでは実質月額が最安級

BIGLOBE WiMAXはクレジットカードと口座振替の支払い方法を選択でき、口座振替でもクレジットカード支払いと同様の月額料金で割引も受けられます。

他社WiMAXプロバイダのなかには口座振替をすると月額料金が上がるところもあるため、支払い方法で料金が変わらないのはメリットです。

口座振替が選べるWiMAXプロバイダのなかで実質料金を比較したところ、エックスWiMAXに次ぐ安さでした。

口座振替可能なWiMAXプロバイダと実質月額比較
サービス	月額料金	キャッシュバック金額	実質月額※1
BIGLOBE WiMAX	4,928円※2	11,500円	4,396円
5G CONNECT	5,910円※3	なし	6,002円
エックスWiMAX	4,950円※4	なし	4,359円
UQ WiMAX	5,280円※5	なし	5,290円
BIC WiMAX	4,950円※5	なし	4,795円
エディオンWiMAX	4,950円※6	なし	5,565円
auモバイルルーター5G	5,788円※7	なし	6,150円
auホームルーター5G	5,500円※7	なし	5,408円

口座振替の支払方法を検討している人は、BIGLOBE WiMAXが有力な候補となるでしょう。

ただし、口座振替の場合、機器代金の27,720円は代金引換の一括払いで支払う必要があり、代金引換手数料として別途440円もかかります。

クレジットカード支払いのように、分割払いができない点には注意しましょう。

au・UQモバイルユーザーはスマホセット割引がある

BIGLOBE WiMAXは、auとUQモバイルのスマホセット割引が利用できます。

au、UQモバイルともに対象の料金プランに入っていれば、毎月最大1,100円がスマホの月額料金から割引されます。

家族であれば、au・UQモバイルともに最大10回線までスマホ割引が適用されます。

さらに、離れて暮らしている家族もスマホセット割引の対象となるため、家族全体で通信費を抑えられるのがメリットです。

家族がauやUQモバイルのスマホを使っている家庭は、有力な候補となるでしょう。

ただし、auとUQモバイルのスマホセット割引は、他社WiMAXプロバイダの多くが行っています。

BIGLOBE WiMAXだけの割引ではないという点には留意してください。

スマホセット割引の利用者はプラスエリアモードが無料で利用できる

BIGLOBE WiMAXでは、スマホとのセット割引の利用者はプラスエリアモードが無料で利用できます。

WiMAX 5+回線では、WiMAX 2+とauの5G回線、auの4G LTE回線が利用できますが、プラチナバンドと呼ばれる800MHz周波数帯は通常利用できません。

プラチナバンドを利用したい人は別途月額料金を払ってプラスエリアモードに加入する必要がありますが、BIGLOBE WiMAXのスマホセット割引利用者は無料で利用できるのがメリットです。

他社WiMAXプロバイダではプラスエリアモードを利用する場合、通常の月額料金に加えて月額1,100円を別途支払う必要があります。

プラスエリアモードの無料特典を行っているWiMAXプロバイダはあまりないため、プラチナバンドを利用したいau・UQモバイルユーザーはBIGLOBE WiMAXが第一候補となるでしょう。

ただし、BIGLOBE WiMAXを利用していてもスマホセット割引利用者以外は、上記の特典は適用されません。

いつ解約しても違約金なし！期間の縛りなく利用できる

BIGLOBE WiMAXでは契約解除料がないため、期間の縛りなく利用できるのがメリットです。

他のWiMAXプロバイダのなかには最低利用期間があり、期間中に解約すると契約解除料がかかるところもあります。

BIGLOBE WiMAXでは最低利用期間がないので、短期で解約した場合でも契約解除料がかからないのがメリットです。

また、期間の縛りがあるかないかで月額料金が変わるWiMAXプロバイダもあります。

期間のしばりのない料金プランは、縛りのある料金プランよりも月額料金が高く設定されています。

BIGLOBE WiMAXは契約期間縛りの有無で料金が変わらないので、契約期間の縛りなしでもお得に利用したい人にもおすすめです。

他社と比較したBIGLOBE WiMAXのデメリット7つ

BIGLOBE WiMAXはキャッシュバック受け取りまでの期間が短く、実質月額も安めなWiMAXプロバイダです。

しかし、他社WiMAXプロバイダと比較した際に、以下のデメリットがあります。

• キャッシュバック金額は他社WiMAXと比べて低い
• 機器代金を支払う必要がある
• 3年目以降は月額料金が上がる
• 実質月額は最安とは言えない
• 口座振替の場合は機器代金を分割払いにできない
• スマホセット割引を利用していない人はプラスエリアモードの月額料金がかかる
• 機器の即日発送はできない！特に口座振替の場合は発送が遅くなりやすい

契約してから後悔しないように、デメリットも把握しておきましょう。

キャッシュバック金額は他社WiMAXと比べて少ない

BIGLOBE WiMAXは11,500円のキャッシュバックを受け取れますが、キャッシュバック金額は他のWiMAXプロバイダと比較すると低い金額です。

WiMAXのキャッシュバック受け取り金額
サービス	キャッシュバック金額
BIGLOBE WiMAX	11,500円
GMOとくとくBB WiMAX	最大85,000円
ZEUS WiMAX	27,720円
Broad WiMAX	最大40,000円
Vision WiMAX	5,000円
PLAIO WiMAX	最大60,000円

キャッシュバック金額はVision WiMAXよりも高いですが、そのほかのWiMAXプロバイダと比べると少なくなっています。

最も高いキャッシュバック金額のGMOとくとくBB WiMAXと比較すると70,000円以上の差となるため、高額キャッシュバックを狙っている人には不向きです。

ただし、キャッシュバック受け取りまでの期間は約1ヶ月と最も早く設定されています。

検討する際には、受取金額の多さか受け取り期間の短さを考慮して選択しましょう。

機器代金を支払う必要がある

BIGLOBE WiMAXは機器代金の割引がなく、27,720円の支払いが必要です。

他のWiMAXプロバイダのなかには、機器代金の割引があり実質無料で利用できるところもあります。

したがって、BIGLOBE WiMAXは機器代金を実質無料で利用したい人には不向きです。

ただし、機器代金支払い期間中は月額料金が安く設定されており、機器代金を支払っても実質月額は他社WiMAXプロバイダのなかでも安めです。

選ぶ際には、機器代金の有無だけでなく月額料金も含めた総額ベースで考えて選択しましょう。

3年目以降は月額料金が上がる

BIGLOBE WiMAXの月額料金は、25ヶ月目以降4,928円です。

24ヶ月目までは機器代金を含めても月額4,433円なので、25ヶ月目以降は500円ほど料金が上がります。

月額料金の値上がりを避けたい人には向いていません。

ただし、25ヶ月目以降の月額料金4,928円は他社WiMAXプロバイダの月額料金と比較すると標準的な金額です。

WiMAXプロバイダの月額料金比較
サービス	月額料金
BIGLOBE WiMAX	4,928円
GMOとくとくBB WiMAX	4,807円
UQ WiMAX	5,280円
カシモWiMAX	4,818円
Broad WiMAX	4,708円
Vision WiMAX	5,049円

BIGLOBE WiMAXの25ヶ月目以降の月額料金よりも、高い月額料金を設定してるWiMAXプロバイダも多くあります。

3年以上の利用を想定している人は、月額料金をよく比較して検討してください。

実質月額は最安とは言えない

BIGLOBE WiMAXの3年間の実質月額は4,233円であり、他のWiMAXプロバイダのなかでは安めですが最安とはいえません。

BIGLOBE WiMAXは25ヶ月目以降に月額料金があがるのと、機器代金が実質無料にならないことが要因です。

上記の表を見ると、GMOとくとくBB WiMAXの方が実質月額が安くお得に利用できることがわかります。

GMOとくとくBB WiMAXは最大85,000円の高額キャッシュバックがあり、機器代金が実質無料で利用できるためBIGLOBE WiMAXよりも安く利用できます。

料金面でのお得さを重視している人は、GMOとくとくBB WiMAXを申し込むのがおすすめです。

口座振替の場合は機器代金を分割払いにできない

BIGLOBE WiMAXでは、口座振替の場合に機器代金は一括支払いとなります。

機器が到着した際に支払う必要があるので、現金を用意しておく手間もかかります。

Q初期費用はいくらですか？（中略）

A＜口座振替の場合＞

・申込手数料3,000円(税込3,300円)

・データ端末代金25,200円(税込27,720円)(中略）

商品受け取り時に、代金引換で一括でお支払いをお願いいたします。

引用元：BIGLOBE WiMAX

さらに、代金引換手数料として別途440円がかかる点もデメリットです。

申し込み時にアクセサリを同時購入して代金引換料金が30,000円を超えた場合は、代金引換金額が660円に上がります。

クレジットカード支払いの場合、機器代金は24回払いと36回払いの分割払いが選択できるほか、利息もかかりません。

一括で払う点と費用がかかる分、クレジットカード支払いよりもおすすめできない支払い方法です。

初期費用を抑えたい人や、余計な費用を払いたくない人はクレジットカード支払いを選択しましょう。

スマホセット割引を利用していない人はプラスエリアモードの月額料金がかかる

auとUQモバイルのスマホセット割引を利用している人以外でもプラスエリアモードを利用できますが、月額料金に加えて別途1,100円が毎月かかります。

スマホセット割引の利用者はプラスエリアモードを無料で利用できるので、auやUQモバイルユーザーに比べてお得感は少なくなるでしょう。

ただし、他のWiMAXプロバイダもプラスエリアモードを利用するのに月額1,100円かかります。

そのため、BIGLOBE WiMAXだけのデメリットとはいえない点は念頭において検討してください。

機器の即日発送はできない！特に口座振替の場合は発送が遅くなりやすい

BIGLOBE WiMAXは、申し込み後の即日発送には対応しておらず、最短でも翌日の発送です。

たとえば、GMOとくとくBB WiMAXの場合、月曜日から金曜日の申し込みは当日の15:30まで、土日祝日は14:00までに申し込みをすると当日中の機器発送が可能です。

そのため、機器到着までのスピード感を求めている人には、BIGLOBE WiMAXは向かない場合があります。

また、口座振替の場合には銀行口座の登録があり、口座登録までに1〜2週間かかります。

機器の発送は銀行口座登録後2〜7日かかるため、クレジットカード払いよりも機器の到着が遅れてしまいます。

口座振替の場合には、3週間〜1ヶ月ほど待つ必要があるということを覚えておきましょう。

BIGLOBE WiMAXがおすすめなのはキャッシュバックを早く受け取りたい人や口座振替で支払いたい人

BIGLOBE WiMAXを他のWiMAXプロバイダと比較したところ、手早くキャッシュバックを受け取りたい人におすすめということがわかりました。

ほかにも、口座振替を考えている人にも候補となります。

以下では、どのような人にBIGLOBE WiMAXがおすすめかを詳しく解説します。

キャッシュバックを早めに受け取りたい人

BIGLOBE WiMAXはキャッシュバックを受け取るまでの期間が約1ヶ月と、WiMAXプロバイダのなかで最も早く受け取れます。

WiMAXのキャッシュバック受け取り期間
サービス	キャッシュバック受け取りまでの期間
BIGLOBE WiMAX	約1ヶ月
GMOとくとくBB WiMAX	約6ヶ月
ZEUS WiMAX	13ヶ月
Broad WiMAX	約6ヶ月
Vision WiMAX	約半年
PLAIO WiMAX	約12ヶ月

上記の表を見ると、BIGLOBE WiMAX以外の他社WiMAXプロバイダは早くて半年、長いところだと受け取りまでに1年以上かかります。

そのため、BIGLOBE WiMAXは直近でキャッシュバックの使い道のある人や、受け取り忘れが怖い人におすすめです。

また、キャッシュバック適用方法は申し込み画面でクーポンコードを入力するだけなので、面倒な手続きはありません。

他社WiMAXプロバイダのなかには、キャッシュバック受け取り条件で他社解約の明細を用意する必要があるなど手続きが煩雑なものもあります。

簡単な手続きでキャッシュバックを受け取りたい人は、BIGLOBE WiMAXが第一候補となるでしょう。

口座振替で支払いをしたい人

WiMAXプロバイダのなかで口座振替ができるところは多くありませんが、BIGLOBE WiMAXは口座振替とクレジットカード払いに対応しています。

さらに、BIGLOBE WiMAXは口座振替の支払い方法を選べるWiMAXプロバイダのなかでも実質月額が安くなっています。

口座振替可能なWiMAXプロバイダと実質月額比較
サービス	月額料金	キャッシュバック金額	実質月額※1
BIGLOBE WiMAX	4,928円※2	11,500円	4,396円
5G CONNECT	5,910円※3	なし	6,002円
エックスWiMAX	4,950円※4	なし	4,359円
UQ WiMAX	5,280円※5	なし	5,290円
BIC WiMAX	4,950円※5	なし	4,795円
エディオンWiMAX	4,950円※6	なし	5,565円
auモバイルルーター5G	5,788円※7	なし	6,150円
auホームルーター5G	5,500円※7	なし	5,408円

上記の表を見ても、エックスWiMAXの次に安い実質月額なのが分かります。

口座振替可能なWiMAXプロバイダのなかで、唯一キャッシュバックを受け取れるのもメリットです。

24ヶ月目まで月額3,278円で利用できてキャッシュバックもあるため、実質月額が安くなっています。

したがって、口座振替で支払いたい人のなかでお得に利用したい人には有力な候補となるでしょう。

au・UQモバイルユーザーでプラスエリアモードを利用したい人

au・UQモバイルのスマホユーザーは、BIGLOBE WiMAXとセット割引が適用されるため、スマホの料金を安くできます。

さらに、BIGLOBE WiMAXではauとUQモバイルのスマホセット割引利用者は、プラスエリアモードを無料で利用できます。

プラスエリアモードは、通常のエリアよりもより広い範囲のエリアで利用できるモードです。

通常のエリアでは繋がらないまたは通信が安定しないという場所でも、プラスエリアモードにすることで通信が安定する場合があります。

他社WiMAXプロバイダではプラスエリアモードを利用するのに月額1,100円かかりますが、BIGLOBE WiMAXのスマホセット割引利用者は無料で利用できます。

スマホセット割引でプラスエリアモードを無料で利用できるWiMAXプロバイダは、現時点はBIGLOBE WiMAXとUQ WiMAXのみです。

BIGLOBE WiMAXがおすすめでないのは実質月額の安さを重視する人

BIGLOBE WiMAXは、キャッシュバックを手早く受け取りたい人やプラスエリアモードを利用したいau・UQモバイルユーザーなどにおすすめです。

しかし、すべての人にBIGLOBE WiMAXがおすすめというわけではありません。

以下では、BIGLOBE WiMAXがおすすめではない人を詳しく紹介します。

実質月額の安さを重視する人

BIGLOBE WiMAXは、お得さを重視する人には不向きです。

実質月額を人気のWiMAXプロバイダと比較してみると中間くらいの水準なので、安くも高くもない料金といえるでしょう。

他のWiMAXプロバイダでは高額のキャッシュバック特典を付けているところもあるため、キャッシュバックを含めて考えると実質月額はBIGLOBE WiMAXよりも安くなります。

料金面での安さを重視して選びたい人は、他社WiMAXプロバイダも視野に入れて検討するのがおすすめです。

できるだけ早く機器を受け取りたい人

BIGLOBE WiMAXの最短発送は翌日発送であり、他社WiMAXプロバイダと比較すると早いとはいえません。

他社WiMAXプロバイダのなかには、申し込みした当日に機器を発送してくれるところもあります。

最速でインターネット環境を整えたい人は、即日発送してくれるWiMAXプロバイダで申し込むのがよいでしょう。

なお、支払い方法に口座振替を選んだ人は、銀行口座登録までに1〜2週間ほどかかります。

機器発送は銀行口座登録後なので、クレジットカード払いよりも到着が遅くなる点に注意してください。

2年以上利用したい人

BIGLOBE WiMAXは24ヶ月目までの月額料金が3,278円と安いですが、25ヶ月目以降は4,928円まで上がります。

2年間は機器代金を含めても月額4,433円と、比較的安めの料金で毎月利用できますが、2年以上利用する場合は割安感が少なくなります。

長期的に利用したい人は、月額料金が安いところを選ぶのがおすすめです。

なお、現在最も月額料金が安い料金プランは、ZEUS WiMAXの5Gギガ放題プラスSバリュープラン（2年契約）です。

上記プランは初月から12ヶ月目まで月額3,740円、13ヶ月目以降は4,290円で利用できます。

機器代金と同等額の27,720円キャッシュバックもあるので、3年以上の長期利用したい人はZEUS WiMAXも視野に入れて検討してみてください。

機器代金を支払いたくない人

BIGLOBE WiMAXは機器代金が実質無料になりません。

他のWiMAXプロバイダのなかには、機器代金と同等額を毎月割引して、指定期間利用すると機器代金が実質的に無料となるキャンペーンを行っているところもあります。

上記のキャンペーンを利用すると機器代金がかからないため、機器代金を支払いたくない人はキャンペーンを行っているWiMAXプロバイダを選ぶのがおすすめです。

機器代金実質無料のWiMAXプロバイダ
サービス	実質無料までの期間
GMOとくとくBB WiMAX	2年
ZEUS WiMAX	1年
5G CONNECT※	2年
Broad WiMAX	3年
エックスWiMAX	3年

※最新端末購入プランのみ

また、WiMAXプロバイダのなかには、機器をレンタルしてくれるところもあります。

レンタル料金はかからないので、機器を無料で利用できます。

たとえば、5G CONNECTの場合、機器の購入ではなくレンタルしてくれるプランも用意されています。

機器レンタルのプランは月額料金が高いので長期利用には向きませんが、数か月程度の短期利用であればおすすめできます。

デメリットが気になる人向けにおすすめのWiMAXプロバイダを紹介

BIGLOBE WiMAXのデメリットが気になる人向けに、他のWiMAXプロバイダのなかからおすすめのサービスを3つご紹介します。

それぞれ特徴やメリットが違うので、BIGLOBE WiMAXとの違いを確認してニーズにあったWiMAXプロバイダを選んでください。

• お得に利用したい人はGMOとくとくBB WiMAXがおすすめ
• 機器代金が実質無料になるまでの期間の短さを重視するならZEUS WiMAXがおすすめ
• 1年程度の利用を考えているならおきらくホームWi-Fiがおすすめ

また、ここで紹介しているWiMAXサービス以外のおすすめは、こちらの記事でも詳しく紹介しているので参考にしてください。

安さを重視する人はGMOとくとくBB WiMAXがおすすめ

GMOとくとくBB WiMAXは、料金面のお得さを重視している人におすすめです。

GMOとくとくBB WiMAXでは3つのキャッシュバックを行っており、すべての条件を達成すると最大85,000円の高額キャッシュバックが受け取れます。

GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバック詳細
キャッシュバック	キャッシュバック金額	条件
新規契約	43,000円	特設サイト窓口から申し込み
他社解約金相当額 （乗り換え）	最大40,000円	機器発送月を1ヶ月目として3か月目までに解約した他社で解約金がある場合、解約金の明細を提出して申請する
オプション加入	2,000円	インターネット安心セキュリティとスマホトラブルサポート+のオプションに加入しかつ1ヶ月継続する

キャッシュバックを含めた実質月額は比較したWiMAXプロバイダのなかで最安です。

さらに、機器代金は2年利用すると実質無料となり、機器の代金をかけずに利用できます。

解約による契約解除料もかからないので、契約期間を心配する必要もありません。

実質月額の安さや機器代金実質無料、期間の縛りなしと、コスト面で選ぶならGMOとくとくBB WiMAXは第一候補となるでしょう。

GMOとくとくBB WiMAXについての評判や詳しい情報は、こちらの記事で解説しているのでチェックしてみてください。

機器代金が実質無料になるまでの期間の短さを重視するならZEUS WiMAXがおすすめ

ZEUS WiMAXは、機器代金を早く実質無料にしたい人におすすめです。

ZEUS WiMAXでは、契約後12ヶ月間継続して利用すると12ヶ月目にアンケートが送られてきます。

アンケートに回答すると、機器代金と同等額の27,720円が翌月にキャッシュバックされます。

他社WiMAXプロバイダでは分割払い同等額が毎月割り引かれる仕組みのため、機器代金が実質無料になるまでに2〜3年かかります。

機器代金実質無料のWiMAXプロバイダ
サービス	実質無料までの期間
GMOとくとくBB WiMAX	2年
ZEUS WiMAX	1年
5G CONNECT※	2年
Broad WiMAX	3年
エックスWiMAX	3年

※最新端末購入プランのみ

たとえば、Broad WiMAXでは機器代金が実質無料になるまでに3年かかります。

実質無料になるまで2年も違うので、ZEUS WiMAXは最新機器が出たら乗り換えを考えている人に向いています。

また、料金プランが2つあり、5Gギガ放題プラスSバリュープランは月額料金が4,290円とWiMAXプロバイダのなかでトップクラスの安さです。

2年契約の縛りはありますが、長期的に利用したい人にもおすすめのWiMAXプロバイダといえるでしょう。

1年程度の利用を考えているならおきらくホームWi-Fiがおすすめ

おきらくホームWi-Fiは、レンタルタイプのWiMAXプロバイダで短期利用者におすすめです。

機器のレンタル料金は無料なので、機器代金をかけずに利用できます。

他のWiMAXプロバイダでも機器代金を実質無料にしているところはありますが、機器代金が無料になるまでには1〜3年かかります。

実質無料になる前に解約すると機器代金の支払いが発生してしまうので、数年間は利用を継続しなくてはいけません。

おくらくホームWi-Fiは機器代金がかからないので、いつ解約しても機器代金を支払う必要がないのがメリットです。

機器を購入するタイプであるGMOとくとくBB WiMAXとおきらくホームWiFiを、半年・1年・2年・3年で解約した場合の費用を比較しました。

解約時期による月額料金と機器代金の合計費用※1
期間	おきらくホームWi-Fi※2	GMOとくとくBB WiMAX※3※4
半年	28,380円	46,200円
1年	58,080円	68,112円
2年	117,480円	111,936円
3年	176,880円	169,620円

半年と1年の時点では、おきらくホームWi-Fiの方が費用が少ないことが分かります。

2年を超えるとGMOとくとくBB WiMAXの方が費用が少なくなるので、1年ほどの利用であればおきらくホームWi-Fiが安く利用できます。

キャッシュバックがなく長期利用には向いていないですが、光回線が繋がるまでの繋ぎや最新機器が出るまで使いたい人におすすめです。

おきらくホームWi-Fiについての評判や詳しい情報は、こちらの記事で解説しているのでチェックしてみてください。

BIGLOBE WiMAXの基本情報と機器スペックを紹介

BIGLOBE WiMAXはどのような料金プランや特典があるかなど、基本情報を分かりやすくまとめました。

BIGLOBE WiMAXに申し込みをする前に、再度スペックを確認しておきましょう。

料金プランは1プランのみ！24ヶ月目までは割引料金で利用できる

BIGLOBE WiMAXは、料金プランが1プランのみでシンプルさが特徴です。

通常の月額料金は4,928円ですが、初月は無料、24ヶ月までは割引があり3,278円で利用できます。

BIGLOBE WiMAXは機器を購入するタイプのWiMAXサービスであるため、月額料金のほかに機器代金を支払う必要があります。

クレジットカード払いの場合、24回払いと36回払いが選択でき、どちらも利息なしで分割払いが可能です。

BIGLOBE WiMAXの料金プランと機器代金
料金	1～24ヶ月目	25ヶ月目以降
月額料金	3,278円	4,928円
機器代金 （24回払い）	1,155円	なし
機器代金 （36回払い）	770円	770円 （36ヶ月まで）

なお、口座振替支払いの場合は、機器代金は現金での一括支払いとなります。

機器が到着した際に代金引換で支払う必要があるので、現金28,160円（機器代金27,720円+代金引換手続き代440円）を用意しておきましょう。

WiMAXの5G対応最新機器を利用できる

BIGLOBE WiMAXはほかのWiMAXサービス同様、WiMAXが提供している機器を利用できます。

BIGLOBE WiMAXは、WiMAX提供機器のなかでも5G対応のルーターを利用できるのがメリットです。

機器はホームルーターとモバイルルーターの2つが利用でき、どちらを選んでも月額料金や機器代金は変わりません。

ホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13は、下りの最大通信速度が4.2Gbpsと他社ホームルーターと比較してもトップクラスの通信速度です。

4.2Gbpsがどのくらい速いかを比較するため、他社サービスが提供している機器と最大通信速度を比較しました。

他社ホームルーターとの最大通信速度比較
ホームルーター	最大通信速度 （下り）
BIGLOBE WiMAX	4.2Gbps
ドコモhome5G	4.2Gbps
Softbank Air	2.7Gbps
Rakuten Turbo	2.1Gbps

ソフトバンクや楽天が提供している機器よりも速い最大通信速度です。

ドコモhome5Gと同等の通信速度がでているため、通信速度の早い機器を求めている人におすすめです。

モバイルルーターのSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01他社サービスのモバイルルーターと通信速度を比較しました。

他社モバイルルーターとの最大通信速度比較
モバイルルーター	最大通信速度 （下り）
BIGLOBE WiMAX	3.5Gbps
Wi-Fi STATION SH-54C （ドコモ）	4.9Gbps
Pocket WiFi 5G A004ZT （ソフトバンク）	3.0Gbps
Rakuten WiFi Pocket Platinum	150Mbps

ドコモ提供の機器には通信速度が劣りますが、ソフトバンクや楽天のモバイルルーターよりも速い通信速度です。

ホームルーターもモバイルルーターも高品質機器を利用できるのが魅力です。

WiMAX 2+とauの回線を利用できる

BIGLOBE WiMAXはWiMAX 2+のエリアに加えてauの5Gと4G LTE回線を利用できます。

通信している場所に応じて最適な回線を自動で選んで繋げてくれるため、常に快適な環境でインターネットが利用可能です。

WiMAXはドコモやソフトバンクなどの携帯電話事業者と同じように、無線通信を利用しています。

そのため、通信の繋がりやすさは基地局の数が関係します。

WiMAXはWiMAX2+とauの基地局が利用できるので、広範囲での通信が可能です。

各回線の基地局数 （2024年時点）
回線	5G基地局数	4G基地局数	合計基地局数
楽天	34,209	65,763	99,972
ドコモ	46,294	258,546	304,840
au	94,492	198,158	292,650
ソフトバンク	85,361	179,987	265,348
WiMAX2+	2,713	44,391	47,104

参照元：総務省「携帯電話の基地局整備等について」

WiMAX 2+とauの基地局を足すと300,000局を超えており、最も基地局数が多くなります。

ただし、全国どこでも利用できるわけではありません。

申し込みの際には、自宅または利用したい場所がエリア内かを必ず確認しましょう。

5Gを利用したい場合には、使用場所がauの5Gエリア内かもチェックが必要です。

BIGLOBE WiMAXのエリア確認

データ容量は無制限！いくら使っても速度制限はかからない

BIGLOBE WiMAXはデータ容量無制限で利用できるので、使いすぎの心配をする必要がありません。

従来のWiMAX 2+は3日で15GBを超えてしまうと速度制限がかかりましたが、WiMAX+5Gは通信速度制限が撤廃されています。

現在は、月に何GB使用しても通信制限がかかることなくインターネットを利用可能です。

ホームルーターは他社サービスでもデータ容量無制限ですが、モバイルルーターの場合サービスによってはデータ容量に制限があるところもあります。

BIGLOBE WiMAXはモバイルルーターもデータ容量無制限なので、毎月たくさんのデータ容量を使用する人でも安心して使えます。

11,500円のキャッシュバックが翌月に受け取れる

BIGLOBE WiMAXでは、申し込み特典として11,500円のキャッシュバックがあります。

キャッシュバックの適用条件は、機器の購入と申し込み画面でクーポンコードを入力するだけです。

クーポンコードを入力して申し込むと、翌月の1日に「送金受取手続きのご案内」というメールが届きます。

メール内容を確認して、キャッシュバック振込先の口座を入力すれば完了です。

振込口座の入力後、当日から数日中に11,500円が振り込まれます。

他のWiMAXプロバイダでもキャッシュバックを行っているところはありますが、受け取りまでに半年〜1年以上かかることがほとんどです。

BIGLOBE WiMAXは申し込みの翌月にキャッシュバックを受け取れるので、受け取り忘れが心配な人に向いています。

支払方法はクレジットカードと口座振替を選べる

BIGLOBE WiMAXの支払方法は、クレジットカードと口座振替の2種類から選択できます。

クレジットカードの国際ブランドはVisa・JCB・Mastercard・Dinersclub・Americanexpressの主要5ブランドが利用できます。

口座振替も、ほとんどの都市銀行や地方銀行、信用金庫などが登録可能です。

口座振替ができるのはWiMAXプロバイダのなかでも一部なので、BIGLOBE WiMAXは口座振替で利用したい人に向いています。

ただし、口座振替の場合は機器の購入代金を自宅到着時に現金一括で支払う必要があります。

また、代金引換手数料として440円も必要です。

解約違約金がなく期間の縛りがない！機器代金の残債だけ注意しよう

BIGLOBE WiMAXは最低利用期間や契約解除料がないため、いつ解約しても契約解除料を支払う必要がありません。

他のWiMAXプロバイダのなかには契約期間が指定されているものもあり、更新月以外では契約解除料がかかるところもあります。

したがって、BIGLOBE WiMAXは契約解除料の心配をせずに解約したい人に向いています。

ただし、機器代金を分割払いしている場合は、解約時に残債があると一括で支払う必要があります。

BIGLOBE会員を退会せずにWiMAXのみの解約であれば残債を一括で支払う必要はありません。

端末保証サービスやオプションサービスもある

BIGLOBE WiMAXには、月額385円で故障時などの修理費用が無料となる端末保証サービスがあります。

通常、端末が故障した場合には、修理費用として15,000〜25,000円ほどの料金がかかります。

端末保証サービスに加入しておくと、故障や破損、水濡れで動かなくなった場合などでも、無料で修理もしくは代替品との交換が可能です。

機器の故障や水濡れなどが怖い人は、端末保証サービスに加入しておくとよいでしょう。

なお、加入はWiMAX機器の申し込み時のみ申し込み可能です。

申し込み後は、加入できないので注意してください。

BIGLOBE WiMAXでは端末保証サービスのほかにも、豊富なオプションサービスが用意されています。

BIGLOBE WiMAXのオプション
オプション	月額料金	内容	申込特典
U-NEXT for BIGLOBE	2,189円	動画サービス「U-NEXT」で毎月1,200ポイントチャージされる	初回：31日無料と2,000円分のポイントプレゼント
トータル・ネットセキュリティ	638円	Webサイトやアプリのウイルスや有害サイトをチェックしてくれる	最大2ヶ月無料
BIGLOBEお助けサポート＋	742円	スマホやパソコンの困りごとを通話料無料で電話サポート データ復旧サービスあり	最大2ヶ月無料

参照元：BIGLOBE WiMAX

月額料金を払うことで、さまざまなオプションを追加できます。

初回特典もあるので、オプションを試してみたいという人にもおすすめです。

BIGLIBE WiMAXの申し込み方法と利用までの流れ

BIGLOBE WiMAXのキャッシュバックの適用方法と受け取り方法

BIGLOBE WiMAXのキャッシュバックは誰でも利用できます。

ただし、キャッシュバックの適用方法と受け取り方法を把握しておかないと受け取り忘れをしてしまう場合もあります。

以下で、適用方法と受け取り方法を詳しく解説するので、受け取り忘れがないようにしましょう。

キャッシュバックの適用方法は申し込み画面でクーポンコードを入れるだけ

BIGLOBE WiMAXのキャッシュバック適用方法は、申し込み画面の「クーポンコード」の欄にクーポンコードを入力するだけです。

クーポンコードは、特設サイトに記載されているので確認してください。

クーポンコードを入力しないとキャッシュバックが適用されないので、入力を忘れないようにしましょう。

なお、BIGLOBE WiMAXではキャッシュバック金額が増加するキャンペーンを行っていることもあります。

高額キャッシュバックを狙っている人は、キャンペーン期間中を狙って申し込むのもひとつの手です。

キャッシュバックの受け取り方法

クーポンコードを入力して申し込みをすると、翌月の1日に「送金受取手続きのご案内」というタイトルのメールが届きます。

メールは登録したアドレスとBIGLOBEメールアドレス宛に送付されるので、指示に従って振込先口座を入力しましょう

振込先の口座番号登録が完了すると、当日から数日中にキャッシュバックが振り込まれます。

受取口座の登録は手続き期間中に行わないとキャッシュバックを受け取れないので注意

BIGLOBE WiMAXのキャッシュバックには、手続き期間があります。

手続き期間が終了すると、キャッシュバックが無効となり受け取れなくなるので注意が必要です。

「送金受取手続きのご案内」メールは申し込み後の翌月1日に届くので、1日には必ずメールをチェックしましょう。

BIGLOBE WiMAXの解約方法もチェック

BIGLOBE WiMAXの解約方法を紹介します。

解約方法を把握しておくことで、安心して申し込みができるでしょう。

解約はWebと電話どちらからでもできる

解約方法はWebサイトのマイページから解約する方法と、電話で解約する方法の2種類から選択できます。

毎月25日までに解約を申し込むと、当月で利用が終了します。

26日以降の場合には翌月解約となるので、いつまで利用したいかで解約日を決めましょう。

なお、解約するときには以下の注意点があります。

• 毎月26日を過ぎると翌月の月額料金もかかる
• スマホセット割引が終了となる
• 機器代金を分割払いしている際には解約すると残債が一括払いとなる（BIGLOBEも退会した場合）

家族全員でスマホセット割引を利用している場合、スマホセット割引が終了すると通信費が大きく値上がりする場合もあるため解約はよく考えてから行いましょう。

また、機器代金の残債はBIGLOBEを退会すると一括支払いで請求となります。

WiMAXのみの解約であれば分割払いが継続できるので、一括払いを避けたい人はWiMAXサービスのみの解約がおすすめです。

初期契約解除は使えない！すぐ解約しても初期費用がかかる点に注意

BIGLOBE WiMAXは消費者保護ルールに関するガイドラインの期間拘束のない無線インターネット専用サービスに分類されるため、初期契約解除は利用できません。

BIGLOBE WiMAXでは、契約後すぐに解約しても1ヶ月分の月額料金がかかります。

さらに、事務手数料の3,300円や、口座振替の場合は機器代金と代金引換手数料がかかるので、解約のタイミングはよく考えましょう。

BIGLOBE WiMAXを検討する際によくある質問

BIGLOBE WiMAXを検討する際に、気になる点をまとめました。

詳細な条件が気になる人は、最後にチェックしておくと安心して申し込みができるでしょう。